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北九州市の痛くない評判整体院の施術日記

里花さんブログ

整体院の診療日記。お越し頂いた不調者様の症状や施術内容その結果など定期的に更新します。

頭が重い、首が痛い…スマホ姿勢が招く慢性頭痛とは

最近、頭が重いと感じたり、
首や肩が痛くなったりしていませんか?

その症状、実は
スマホの使い方や姿勢 が原因かもしれません。
 

頭を下げ続ける姿勢が、
首や肩の筋肉に大きな負担をかけ、
結果的に慢性的な頭痛につながります。
 

「肩こりが習慣化してしまった…」
「頭痛薬を手放せない…」
そんな方ほど、姿勢が深く関係しています。

では、なぜスマホ姿勢が頭痛の原因になるのでしょうか。
 

頭はボーリング球と同じくらいの重さがあります。
その頭が前に傾くほど、
首と肩は重さを支えるために緊張し続けます。
 

真っ直ぐ立っているときの頭の重さは
ほぼ「そのままの重さ」ですが、

少し前に倒れるだけで
2〜3倍の負担 が首にかかると言われています。
 

さらに、うつむく角度が深くなるほど
その負担は増え、
肩や首の筋肉がガチガチに固まってしまいます。
 

この状態が続くことで、
頭痛の引き金になるのです。
 

首や肩に強い負担がかかると、
筋肉が緊張し血流が悪くなります。
 

血流が悪くなると、
筋肉に酸素が行き届かず、疲労物質が溜まります。
 

その疲労物質が神経を刺激して、
重だるい頭痛やズキズキする痛み を引き起こします。
 

さらに、首周りの筋肉は
自律神経の働きにも影響します。
 

そのため、
「めまい」「集中力の低下」「寝ても疲れが抜けない」
といった症状も出てしまうことがあります。

つまり、スマホ姿勢が引き起こす問題は、
単なる肩こりだけではありません。
 

全身の不調へとつながる
“根の深い問題” でもあるのです。
 

つらいとき、首や肩を揉みたくなりますよね。

しかし揉むだけでは、
根本的な改善にはつながりません。
 

なぜなら、
筋肉が緊張する原因=姿勢の崩れ
だからです。
 

いくら肩を揉んでも、
姿勢が崩れたままだとすぐに戻ってしまいます。
 

特に見落とされがちなのが、
「背骨」と「肩甲骨」、そして「骨盤」です。
 

姿勢の悪化は
首だけではなく、
この3つから起きているケースが多いのです。
 

整体では、
首だけを見て終わりにすることはありません。
 

① 骨盤を安定させる
 
長時間座ることで骨盤が後に倒れ、背骨が丸くなります。
まずは骨盤を立てるための調整を行います。
 

② 背骨(特に上部胸椎)をゆるめる
 
肩甲骨の間にある背骨が硬い人ほど
首の負担が増えて頭痛が出やすくなります。
この部分をしなやかに戻していきます。
 

③ 肩甲骨の位置を整える
 
肩甲骨が前に倒れると、首が引っ張られ続けます。
肩甲骨が背中側に戻ると、首の筋肉が休めるようになります。
 

この3つが整うことで、
自然と首や肩の緊張がほどけていきます。
 

さらに呼吸が深くなり、
筋肉に酸素が行き渡りやすくなります。
 

呼吸が浅い人ほど
頭痛や疲れを感じやすいので、
呼吸の変化は大きなポイントです。
 

整体に来る前に、
自分でできる簡単な対策もあります。
 

まずは 目線を上げる こと。
スマホをできるだけ顔に近づけて、
首を下げずに見ましょう。
 

そして 座り方の見直し が重要です。

椅子に座るときは、
お尻を軽く引いて「坐骨で座る」ように意識します。
 

これは骨盤を立てるためのポイントです。
骨盤が立てば背骨が自然に伸び、
首の負担が大きく減ります。
 

どんなストレッチよりも、
まずこの座り方だけでも変えてみてください。
 

スマホによる姿勢の崩れは
現代人にとって避けられない問題です。
 

しかし、姿勢を整えることで
慢性的な頭痛を減らすことは十分に可能です。
 

頭痛薬でごまかす生活ではなく、
頭痛が起きにくい身体をつくる ことが大切です。
 

首や肩のつらさ、慢性的な頭痛に悩んでいる方は、
我慢せずご相談ください。
 

姿勢を整え、呼吸を深め、
自然に動ける身体を目指していきましょう。
 

あなたの頭痛が少しでも軽くなるように、
一緒にサポートいたします。

2025年11月25日(火)

慢性的な肩こりにサヨナラ!体の歪みから整える整体法

長年続く肩こり。
朝起きた瞬間から肩が重く、夕方になると首まで痛くなる――。
そんな毎日を「年のせい」とあきらめていませんか?

実は、肩こりは年齢ではなく「体の歪み」から起こることが多いのです。
今回は、からだ快福クラブ北九州が行っている“やさしく整える整体法”について、
その考え方と改善の流れをわかりやすくご紹介します。

長年続く肩こり。
朝起きた瞬間から肩が重く、夕方になると首まで痛くなる――。
そんな毎日を「年のせい」とあきらめていませんか?

実は、肩こりは年齢ではなく「体の歪み」から起こることが多いのです。
今回は、からだ快福クラブ北九州が行っている“やさしく整える整体法”について、
その考え方と改善の流れをわかりやすくご紹介します。

 

肩がこると、つい肩を揉んだり温めたりしてしまいます。
しかし、多くの場合、肩そのものが原因ではありません。

肩の筋肉は「首・背中・胸・骨盤」とつながっています。
とくに、骨盤や背骨のバランスが崩れると、
体は頭を支えようとして上半身の筋肉に過度な負担がかかります。

その結果、首から肩にかけての筋肉が常に緊張し、
慢性的な肩こりへとつながってしまうのです。

 

40代女性の多くは、家事・育児・仕事を一手に引き受けています。
前かがみ姿勢での洗い物、スマホ操作、長時間のデスクワーク…。
知らず知らずのうちに、背中が丸くなり、骨盤が後ろに倒れた姿勢が習慣化していませんか?

この姿勢になると、
頭の位置が前にずれ、肩が内側へ巻き込みます。
それによって、肩甲骨の動きが悪くなり、血流が滞ってしまうのです。

つまり、
「姿勢のクセ」こそが慢性肩こりの“根っこ”になっているのです。

 

当院では、肩だけでなく「全身のバランス」を見ることを大切にしています。
痛みの出ている場所だけを揉むのではなく、
骨盤・背骨・肋骨・肩甲骨の動きを丁寧に確認しながら、
体全体を整える施術を行います。

施術はとてもやさしく、強い刺激や痛みはありません。
からだを揺らしたり、トントンと軽くタッピングするような微振動で、
緊張した筋肉や関節を自然な位置に戻していきます。

無理に押したり、ボキボキ鳴らすようなことは一切ありません。
体が「安心」できる刺激を与えることで、
自然と力が抜け、筋肉のこわばりがゆるんでいくのです。

 

肩こりを根本から改善するためには、
肩を動かす“土台”となる背中の動きがとても重要です。

とくにポイントになるのは「上部胸椎」。
ここが硬くなると、肩甲骨がスムーズに動かなくなり、
首や肩に大きな負担がかかります。

当院の施術では、この上部胸椎の動きをやさしく引き出し、
同時に肩甲骨まわりを丁寧にゆるめていきます。

その結果、
「肩が軽くなった」「背中が伸びた感じがする」といった
うれしい変化を感じられる方が多いです。

 

骨盤が傾いていると、背骨のS字カーブが崩れ、
体全体のバランスが乱れてしまいます。

当院では、まず骨盤の前後の傾きを整えることで、
背骨・首・頭蓋骨まで自然に正しい位置へ導きます。

「骨盤の真上に頭がくる」姿勢が取れるようになると、
首や肩の力がスッと抜け、呼吸も深くなります。
これが、肩こり改善の“土台作り”になるのです。

 

施術で体を整えるだけでなく、
日常の姿勢を変えることも大切です。

とくに座り姿勢では、
「お尻を引いて坐骨で座る」ことを意識してみましょう。
また、骨盤の真上に頭をのせるように意識すると、
自然と背筋が伸び、肩の位置も整います。

さらに、当院では一人ひとりに合わせたセルフストレッチ
自己療法(セルフ整体)もお伝えしています。
LINEで動画をお送りすることもあり、
ご自宅でも安心して取り組んでいただけます。

 

肩こりを卒業していく方に共通しているのは、
「体の感覚が変わる瞬間」を素直に受け入れられる人です。

施術を重ねるうちに、
「肩が上がりやすい」「首が軽い」「呼吸が深い」と感じられるようになります。
その変化を感じ取ることが、
体が本来のリズムを取り戻していくサインなのです。

 

からだ快福クラブ北九州の整体は、
強く押したり、痛みを我慢することは一切ありません。

体の声に耳を傾けながら、
「安心できる刺激」で自然治癒力を引き出す――
それが私たちの考える“整体”です。

長年の肩こりも、あきらめる必要はありません。
体の歪みを整えれば、
筋肉も関節も本来の働きを取り戻し、
“軽くてラクな肩”を取り戻すことができます。

 

もしあなたが、
「どこへ行っても肩こりが治らない」
「マッサージではすぐ戻ってしまう」
そんなお悩みをお持ちなら、
一度“体の歪み”に目を向けてみてください。

肩こりの根本原因は、肩ではなく「姿勢とバランス」。
やさしく整える整体で、
あなたの体が本来の軽さを取り戻すお手伝いをいたします。

 

からだ快福クラブ北九州
院長・副院長が二人三脚でサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。

2025年10月31日(金)

お尻から足にかけての痛みやしびれで悩むあなたへ ― 座骨神経痛・梨状筋症候群の整体アプローチ

当院には「座骨神経痛」や「梨状筋症候群」
と診断されて来られる方がたくさんいらっしゃいます。
 
お尻から太もも、ふくらはぎや足先にまで広がる痛みやしびれ。
「歩くのがつらい」「長時間座れない」「夜もゆっくり眠れない」
――そんな声を日々耳にします。
 

私自身、競輪選手として23年間身体を酷使してきました。
だからこそ「痛みで思うように動けない苦しさ」が
どれほど生活を制限するか、身をもって分かっています。
 
この記事では、少しでもあなたの不安を和らげ、
回復への希望を持っていただけるようにお話しします。
 

座骨神経痛とは「病名」ではなく、症状の呼び方です。
 
お尻から足にかけて走る「座骨神経」が圧迫され
痛みやしびれが出る状態を指します。
 

一方で梨状筋症候群は、骨盤の奥にある小さな筋肉「梨状筋」が硬くなり
座骨神経を圧迫してしまうものです。

診断名は違っても、共通しているのは「神経そのものよりも
筋肉や骨格のバランスの乱れが原因になっていることが多い」という点です。
 

梨状筋は股関節の深い部分にあり、普段は意識しにくい筋肉です。
しかし骨盤が前後に傾いたり、背骨の動きが硬くなったりすると
梨状筋が常に引っ張られた状態になり、神経を圧迫してしまいます。
 

特に多いのは、
 

  • 長時間のデスクワーク
  • 足を組んで座る習慣
  • 運動不足や片寄った体の使い方
     

こうした生活習慣の積み重ねが
知らないうちに筋肉の緊張を強めてしまいます。
 

当院の整体では、
痛みが出ている部分を無理に押したり揉んだりはしません。
 
まずは骨盤のゆがみを整え、背骨や股関節
膝や足首まで含めて全身のバランスを見ていきます。
 

「痛みの原因探し」を大切にしているのは
痛みの出ている場所と原因が一致しないことが多いからです。
 
例えば、足首の動きの悪さが骨盤の傾きを作り
その結果お尻の筋肉が緊張しているケースもあります。
 

施術はボキボキしない優しい方法で行います。
 
患者様の体に負担をかけず
安心して受けていただけるのが特徴です。
 

整体の効果を持続させるためには
日常生活での姿勢が欠かせません。
 

椅子に座るときは、お尻を背もたれに預けず
坐骨でしっかり座ることを意識してください。
 
そして頭のてっぺんを軽く引き上げ
骨盤の真上に頭が乗るイメージを持ちましょう。
 

このちょっとした意識で
梨状筋への負担は大きく減ります。
 

また、同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。
 
「30分ごとに立ち上がる」「軽く足首を動かす」など
体を小まめに動かすことを習慣にしてみてください。
  

施術だけでなく、
ご自宅でできる簡単なセルフケアもお伝えしています。
 
といっても、つらい痛みを我慢しながら行うものではありません。
痛みのない範囲で体をゆらしたり、軽く動かしたりするだけで
筋肉の緊張は少しずつ和らぎます。
 

ご希望の方にはLINEを通じて動画やアドバイスもお届けしていますので
安心して取り組んでいただけます。
 

「この痛みとは一生付き合うしかない」と
思い込んでいる方が本当に多いです。
ですが、体は必ず変わる力を持っています。
 

整体は魔法ではありませんが、正しい方向へ背中を押してあげることで、
体が本来持つ回復力を取り戻すことができます。
 
そして、その力を一緒に引き出していくのが私の役目だと思っています。

20年以上施術を続けてきた経験からも
良くなられる方を何人も見てきました。
 
だからこそ「大丈夫、まだ回復できますよ」と
声を大にして伝えたいのです。
  

座骨神経痛や梨状筋症候群の痛みは
生活を不安でいっぱいにしてしまいます。
 
しかし原因を丁寧に探し、一つずつ整えていけば
痛みのない日常は必ず取り戻せます。
 

どうか一人で悩まずにご相談ください。
からだ快福クラブ北九州は
あなたの体と心に寄り添いながら
元気を取り戻すお手伝いをいたします。

2025年9月6日(土)

肩こり・頭痛・吐き気――三つの不調は “つながっている”

「肩こりがひどくなると頭がズキズキして吐き気まで …」
そんな経験はありませんか?

「肩こりがひどくなると頭がズキズキして吐き気まで …」
そんな経験はありませんか?
からだ快福クラブ北九州には、まさにこの三つを同時に訴える方が少なくありません。肩と首周辺の筋肉が硬くなると血流・神経伝達が滞り、頭部への酸素や栄養が不足しがちになります。その結果、慢性的な頭痛や自律神経の乱れによる吐き気が起こりやすくなる――じつは “肩こり→頭痛→吐き気” は一本の線でつながった不調なのです。
 

  1. 長時間の同じ姿勢
    デスクワークやスマホ操作で頭が前に出ると、首まわりの筋肉は常に引っ張られ緊張状態が続きます。
  2. 骨盤・上部胸椎のゆがみ
    骨盤が後ろに倒れると背骨のS字カーブが崩れ、頭を支える首へ負担集中。上部胸椎(肩甲骨の間)が硬い人ほど、肩こりから頭痛へ進みやすい傾向があります。
  3. 呼吸の浅さ
    肋骨と横隔膜が硬いと深い呼吸ができず、血中酸素が不足。脳の血管が過度に収縮・拡張を繰り返すことで頭痛・吐き気が誘発されます。
  4. 自律神経の乱れ
    不規則な生活やストレスにより交感神経が優位になると、末梢血管の血流が低下し筋肉が冷えて緊張。肩まわりの張りが強まり、二次的に頭痛や吐き気が出やすくなります。
     

1 . からだ全体のバランス調整

痛む場所だけをもむ対症療法ではありません。骨盤・股関節の傾き、上部胸椎の硬さ、肩甲骨の可動域を丁寧にチェックし、全身を“面”で支えられる状態へ導きます。土台が整うことで首肩の過度な緊張が解け、頭部への血流がスムーズに。

2 . 痛みのないポイント調整

当院の施術は「ボキボキしない」「やさしい圧」が基本。とはいえ硬結(コリの芯)には“ピンポイントの心地よい痛み”を加え、筋膜の滑走性を回復させます。痛むのではなく「効いている」と感じる絶妙な刺激量で行いますのでご安心ください。

3 . 深い呼吸を取り戻す胸郭ワーク

肩が内巻きになると肋骨が下がり呼吸が浅くなりがち。胸郭を360°からじわっと拡げる手技で横隔膜が上下にしっかり動くように促します。十分な酸素供給は頭痛・吐き気の予防に直結します。

4 . 自律神経を整える頭蓋アプローチ

後頭部や側頭部を微細にゆらし、脳脊髄液の循環をサポート。副交感神経が優位になり、施術中に眠ってしまう方も。深いリラックスが肩こり→頭痛→吐き気の悪循環を断ち切ります。
 

  • イスに座るときは坐骨で座る
    お尻を少し引き、骨盤の真上に頭を乗せるイメージで。
  • 30 分に一度は肩甲骨を寄せて深呼吸
    胸を開き、肋骨を上下左右に広げる意識で息を吸う。
  • 寝る前の“もぞもぞ体操”
    仰向けで骨盤をやさしく揺らす当院オリジナルのセルフ整体。脳脊髄液の流れを促し翌朝のだるさ軽減。
  • LINE で個別に動画配信
    当院でお伝えしたストレッチやセルフ療法を復習できる限定動画をお送りしています。回数・時間・注意点を確認しながら継続しましょう。
     
状態推奨ペース目的
強い肩こり+頭痛・吐き気が頻発週1回×3~5回骨盤・胸郭の矯正と血流促進
症状の頻度が下がった2~3週に1回良い姿勢の定着と深部筋の安定
メンテナンス期月1回再発防止と体調管理

※あくまで平均的な目安です。年齢・生活習慣・お仕事の姿勢により最適な間隔は異なります。
 

肩こり・頭痛・吐き気は、別々の症状に見えて実は同じ根っこを持つことが多いもの。
肩の筋肉をほぐすだけでは再発をくり返しがちですが、骨盤・胸郭・頭蓋までトータルに整えると血流と神経伝達がスッと回復し、つらい連鎖を根本から断ち切れます。

「病院の検査では異常がないのに不調が続く」
「薬に頼らず改善したい」
そう感じたときこそ、ぜひ早めにご相談ください。痛みを抑えたやさしい整体で、心もからだも “ふわっ” と軽くなる日常を取り戻しましょう。
 

2025年7月14日(月)

夏こそ冷えに注意・冷えと肩凝り、頭痛の関係


夏は汗ばむ季節。しかし実は「夏の冷え」を訴える方が増える時期でもあります。
冷房の効いたオフィスや車内、冷たい飲食物の摂り過ぎが体を内外から冷やし、
自律神経のバランスが崩れることで肩こりや頭痛が慢性化しがちです。
 

本稿では、からだ快福クラブ北九州が考える夏の冷え対策と、
関連する肩こり・頭痛の改善ポイントをお伝えします。

外気温は高いのに深部体温は意外と下がる。
これが「夏の冷え」の特徴です。発汗による気化熱、
強い冷房による末梢血管の収縮、
ビールやアイスなど冷たい食品の大量摂取が内臓の働きを鈍らせます。
結果として血流が低下し、筋肉が酸欠状態になりやすく、肩こり・頭痛を誘発します。

夏の冷えを生む5つの生活習慣

  1. 冷房設定温度24℃以下
  2. 1日4回以上のアイス・冷たい飲料
  3. 薄着のままで長時間座りっぱなし
  4. シャワー浴のみで就寝
  5. 深夜0時以降の就寝

これらが重なると体温調節機構が乱れ、血行不良が慢性化します。

首から肩にかけての筋肉が硬直すると、
頭部へ向かう血管や神経が圧迫され、緊張性頭痛や片頭痛の引き金になります。
夏の冷えが続くと、筋肉は常に「守る」ために収縮し、
僧帽筋や後頭下筋群がカチカチに。
これが「冷え肩こり→頭痛」の悪循環です。
 

チェックリスト

  • オフィスで足先がいつも冷たい
  • 冷房下で長時間パソコン作業をし肩が重だるい
  • 夕方になるとこめかみがズキズキする
  • 冷たい飲み物を一日5杯以上飲む
     

3項目以上該当する場合、夏の冷えが肩こり・頭痛の主犯かもしれません。
 

◎上部胸椎と肩甲胸郭関節の解放
首周りだけでなく上部胸椎を検査し、
ソフトなモビリゼーションで胸椎をゆるめ肩甲骨を滑らせます。
 

◎骨盤の前後傾調整
骨盤後傾で頭部が前へ突出すると頚椎に負荷が増大。
骨盤と股関節を整え重心をリセットします。
 

◎クラニアル(頭蓋)リリース
脳脊髄液の循環を促し、自律神経のアンバランスを整えて頭痛を根本緩和。
 

  1. 温めてほぐす「タオル蒸し」
    蒸しタオルを首肩に3分当て、直後に肩回し。
  2. 足浴+足指グーパー
    40℃の足湯10分+足指運動で末梢循環アップ。
  3. 常温ドリンク+ミネラル補給
    白湯や麦茶に自然塩ひとつまみで電解質補充。
     
  • 生姜・シナモン・ねぎなど「温め食材」を意識
  • タンパク質不足は冷え筋肉を招くため魚・卵・豆をバランス良く
  • スマホは就寝1時間前にオフ、ぬるめ入浴で副交感神経優位へ
     
  • 椅子では坐骨で座り、頭を骨盤真上にイメージ
  • 1時間ごとに立ち、腕を大きく後ろ回し

これだけでも肩こりと頭痛の頻度は大幅減!
 

内臓が冷えると副交感神経が低下し交感神経が優位に。
血管が収縮し筋肉や脳への酸素供給が減るため、
肩こりと頭痛が同時発生しやすくなります。
夕方以降に頭が重くなる方は要注意です。
 

  1. 深呼吸+肩甲骨はがし
  2. ふくらはぎポンプ
  3. ツボ押し「風池」
     
  • 足元にウールブランケットを常備
  • 冷風が直接当たらないデスク配置
  • 500mlの白湯ボトルを1日3回温め直し
     
     

Q:冷房は何度が理想?
A:外気温との差を5℃以内にし、膝掛けや靴下で末端保温を。
 

Q:頭痛薬だけではダメ?
A:痛みは抑えられても冷えや筋緊張が残れば再発します。
整体とセルフケアで原因を断つことが重要です。
 

私自身、真夏でも氷水をがぶ飲みし肩こり・頭痛に悩んでいた過去があります。
整体の学びを通じて「冷えと筋緊張」を意識し始めてから症状は劇的に改善。
冷えを甘く見ないことの大切さを、施術を通じて患者様へお伝えしています。
 

夏の冷えは見落とされがちですが、肩こりや頭痛を根から作り出す隠れ犯。
ポイントは「温める・巡らせる・整える」。
 
整体で全身バランスを整え、セルフケアで血流を守れば、
暑い季節こそ軽やかな体で過ごせます。
 

からだ快福クラブ北九州では、痛みの少ない整体で
夏の冷え・肩こり・頭痛を総合的にサポートしています。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。

2025年7月9日(水)

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