




~姿勢を整えて夏を元気に乗り切る~
夏になると、「なんとなくだるい」「食欲がわかない」「眠いのに眠れない」など、
いわゆる「夏バテ」の症状を訴える方が増えてきます。
そして実は、そういった不調の背景には“猫背”が関係していることがあります。
猛暑で外出を控える時間が増え、自宅では冷房の効いた部屋で
スマートフォンやテレビ、パソコンなどに長時間向かってしまいがちです。
このような生活が続くと、背中が丸くなり、首が前に出る「猫背姿勢」になってしまいます。
この姿勢は、見た目だけでなく体の内側にも悪影響を及ぼします。
たとえば、猫背になると胸が閉じてしまい、呼吸が浅くなります。
横隔膜がしっかり動かなくなり、酸素をしっかり取り入れられなくなることで、
体に十分なエネルギーが回らず、疲れやすさが増してしまうのです。
さらに、姿勢の崩れは自律神経にも影響します。
背中が丸まった状態では、リラックスの神経(副交感神経)が優位になりすぎてしまい、
活動モードの交感神経が働きづらくなります。
その結果、日中でもやる気が出にくい、集中できない、気分が沈むなどの
“夏バテ”に似た不調が現れてくるのです。
また、猫背によって胃や腸が圧迫されると、
「食欲が出ない」「胃が重い」「消化不良」といった症状も起きやすくなります。
このように猫背は、夏バテの原因をつくり出し、
さらにその不調を悪化させてしまう“見えない要因”にもなっているのです。
だからこそ、当院では「猫背を整えること」が夏バテ対策としても大切だと考えています。
からだ快福クラブ北九州では、背骨や骨盤の調整を通じて、
姿勢を本来あるべき状態に近づけていきます。
深く呼吸できる体に整えることで、自律神経が安定し、
疲れにくく、食欲も自然と戻り、夏バテの改善が期待できます。
「冷たいものを控える」「栄養のあるものを食べる」も大切ですが、
まずは体の土台となる“姿勢”を見直してみませんか?
姿勢が変われば、呼吸が変わり、呼吸が変われば、
体も心も元気を取り戻していきます。
夏の不調が続く方、最近猫背が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
整体の力で、今年の夏を快適に乗り越えましょう。
2025年7月5日(土)

「最近、老けて見られることが増えた気がする」
「なんとなく体が重くてやる気が出ない」
「健康診断では問題ないけれど、毎日疲れやすい」
そんなお悩みを抱える方の多くに共通しているのが、「姿勢の崩れ」です。
私たちの整体院では、見た目の印象や日々の体調不良の原因が
実は姿勢にあるケースをたくさん見てきました。
今回は、なぜ姿勢を整えることで人生そのものが変わっていくのかを
整体の視点からわかりやすくお伝えします。
人は見た目が9割……とまでは言いませんが
第一印象の大部分を姿勢が占めているのは事実です。
猫背や前のめりの姿勢では、
どんなにおしゃれをしていても「自信なさげ」「老けて見える」
といった印象を与えてしまいます。
一方で、骨盤が立ち、背骨が自然なS字カーブを描いている姿勢は
✅ 背が高く見える
✅ 若々しく見える
✅ 明るく健康的な印象を与える
など、見た目の印象を大きく好転させます。
実際に、当院で姿勢調整を受けた方の多くが
「家族から若返ったって言われた」
「スーツが似合うようになった」と喜ばれています。
姿勢が崩れることで、見た目だけでなく健康にも悪影響を及ぼします。
・猫背 → 呼吸が浅くなる → 疲れやすくなる
・骨盤の傾き → 内臓が圧迫される → 消化不良や便秘に
・背骨の歪み → 神経の通り道が狭くなる → 自律神経の乱れ、不眠、頭痛
このように、姿勢の悪さは“なんとなく
不調”の原因になっていることが少なくありません。
だからこそ、薬に頼らず体を根本から整えるには、
「姿勢改善」がとても大切なのです。
整体では、姿勢を悪くしている原因を全身のバランスから探っていきます。
多くの方は「肩こりがつらいから肩を揉んでほしい」と思われるかもしれませんが、
実際には「骨盤の傾き」や「足の着き方」「背骨の硬さ」などが原因になっていることが多いのです。
からだ快福クラブ北九州では、以下のような流れで施術を行っています。
このように、部分ではなく「全体のつながり」を見て整えていくことで
無理なく自然と良い姿勢が身についていきます。
興味深いことに、姿勢が良くなると気持ちや思考にも変化が現れます。
胸を開き、頭の位置が自然に保たれた姿勢では
呼吸が深くなり、脳への酸素供給も増えます。
すると、前向きな気持ちになりやすくなり
落ち込んだり不安になったりしにくくなるのです。
さらに、周囲からの評価も変わることで自己肯定感が高まり
生活そのものに良い循環が生まれていきます。
姿勢は、ただ“体をまっすぐにする”ことではありません。
体の内側の働き、心の状態、
さらには他人からの見られ方まで大きく影響する“人生の軸”なのです。
「最近、何か調子が悪いな」と感じている方ほど
一度“姿勢”に目を向けてみてください。
あなたの人生が、きっと動き出します。
からだ快福クラブ北九州では、あなたの体に合った“無理のない姿勢”を一緒に探していきます。
お気軽にご相談ください。
2025年5月29日(木)

背中の痛みに悩む方は多く、その原因もさまざまです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、
運動不足、姿勢の乱れなどが主な要因となります。
今回は、背中の痛みの原因と対策について詳しく解説し、
特に「座るときの姿勢」「坐骨で座ること」
「上部胸椎の柔軟性」「肩甲胸郭関節の硬さを緩めること」の
4つのポイントを中心に、痛みを軽減する方法を紹介します。
背中の痛みの原因には、以下のようなものがあります。
長時間のデスクワークやスマホ操作により、
頭が前に出て背中が丸くなる「猫背」になりやすくなります。
この姿勢が続くと、上部胸椎(背中の上部の背骨)や
肩甲骨周辺が硬くなり、背中に痛みを引き起こします。
座るときに骨盤が後ろに倒れ(後傾)
背中が丸まってしまうと、腰や背中に過度な負担がかかります。
この状態では肩甲骨の動きも制限され、
肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨の間の関節)が硬くなりやすくなります。
肩甲骨が肋骨に張り付いたように硬くなってしまうと
背中の筋肉が常に緊張し、血流が悪くなります。
その結果、痛みやコリが慢性化しやすくなります。
デスクワークやスマホ操作が続くと、
胸の筋肉(大胸筋)が縮み、背中の筋肉(僧帽筋や菱形筋)が
伸ばされっぱなしになります。
この筋肉のバランスの崩れが、
背中の痛みを引き起こします。
座るときの姿勢が悪いと、
背中の負担が増えて痛みの原因になります。
以下のポイントを意識しましょう。
背中の痛みを軽減するためには、
上部胸椎(背中の上部の背骨)の柔軟性を高めることが重要です。
以下のストレッチを試してみましょう。
肩甲骨が硬くなると、
背中の筋肉が常に緊張し、
痛みの原因になります。
肩甲骨の動きをスムーズにするために、
以下のエクササイズを試してみましょう。
背中の痛みを予防するためには、
日常の姿勢や習慣も重要です。
1時間に1回は立ち上がり、
背伸びをしたり軽く体を動かしたりしましょう。
こまめに動くことで、血流が良くなり、
背中の緊張を和らげることができます。
浅い呼吸が続くと、
背中の筋肉が常に緊張状態になります。
深い呼吸を意識することで、
胸椎や肋骨の動きを良くし、
背中の痛みを軽減できます。
ウォーキングや軽いストレッチを日常に取り入れることで
筋肉の柔軟性が保たれ、背中の痛みが軽減します。
背中の痛みを軽減するためには、
正しい座り方(坐骨で座る)、上部胸椎の柔軟性を高める
肩甲胸郭関節の硬さを緩めることが重要です。
日常生活での姿勢を見直し、
こまめにストレッチや運動を取り入れることで、
背中の痛みを予防・改善できます。
まずは、「座るときの姿勢を意識する」ことから始めてみましょう。
それだけでも、背中の負担が大きく軽減されるはずです。
少しずつ習慣を変えて、快適な背中を手に入れましょう!
こちらのページも参考にされて下さい。
↓ ↓
2025年3月9日(日)

骨盤のゆがみは、日常生活の中で知らず知らずのうちに
蓄積された姿勢の悪さや体の使い方によって引き起こされます。
以下に、具体的な原因を詳しく説明します。
骨盤のゆがみは、体のさまざまな部分に影響を及ぼし、
以下のような症状を引き起こします。
各症状について具体的に説明します。
骨盤のゆがみは、日常生活の習慣や体の使い方によって生じ、
多くの体調不良の原因となります。
しかし、整体治療や適切なエクササイズを通じて、
骨盤のゆがみを改善し、症状を軽減することができます。
定期的なケアと正しい姿勢の習慣化を心がけることで、
健康な体を維持しましょう。
2024年12月4日(水)

介護職に従事する方々にとって、
腰痛は避けて通れない問題の一つです。
重い利用者の移動や体位変換、
長時間の立ち仕事など、
日々の業務が腰に大きな負担をかけています。
ここでは、介護職の腰痛の原因を掘り下げ、
予防や改善のための方法をお伝えします。
介護職が腰痛になりやすい理由
1. 持ち上げ動作の繰り返し
介助の際に腰を曲げて持ち上げる動作は、
腰椎に過剰な負荷をかけます。
この動作を繰り返すことで、
筋肉や関節に疲労が蓄積し、慢性的な腰痛につながります。
2. 不自然な姿勢
狭いスペースやベッドサイドでの作業では、
不自然な姿勢で介助を行わざるを得ない場面も多いです。
このような姿勢は、腰だけでなく全身のバランスを崩し、
痛みを引き起こします。
3. 筋力の不足
特に体幹の筋力が不足していると、
腰への負担が直接的に増加します。また、
疲労によって正しい動作が難しくなると、
さらに負担が増えます。
4. 精神的ストレス
介護の仕事は肉体的な負担だけでなく、
精神的なストレスも大きい職種です。
ストレスが体の緊張を引き起こし、
腰痛を悪化させることがあります。
腰痛予防のポイント
1. 正しい持ち上げ動作
持ち上げる際には、膝を曲げて腰を落とし、
背中をまっすぐに保ちながら作業することが重要です。
また、できる限り利用者に自力で動いてもらうよう促し、
負担を分散させましょう。
2. 体幹トレーニングの実践
体幹の筋力を強化することで、
腰への負担を軽減できます。
例えば、プランクやストレッチなどの
軽い運動を日々取り入れることをお勧めします。
3. 福祉用具の活用
スライディングボードやリフトなどの
福祉用具を積極的に使用することで、
作業時の負担を大幅に軽減できます。
職場での研修などで正しい使い方を学びましょう。
4. 姿勢の見直し
作業時の姿勢だけでなく、
休憩中や移動中の姿勢にも注意を払いましょう。
座る際は骨盤を立て、
頭蓋骨が骨盤の真上にくるよう意識します。
5. 定期的なケア
腰痛がある場合は放置せず、
整体やストレッチなどで定期的にケアを行いましょう。
特に、骨盤や背骨のゆがみを整えることは、腰痛の予防・改善に効果的です。
当院のアプローチ:痛みの根本改善
当院では、介護職特有の腰痛に対し、
以下の施術を行っています。
骨盤の調整
骨盤の前後の傾きを改善し、
腰への負担を軽減します。
背骨の柔軟性を向上
特に腰椎や胸椎の動きを改善し、
全身のバランスを整えます。
筋膜リリース
筋肉と筋膜の癒着を解消することで、
血流を促進し、痛みを軽減します。
また、日常生活でのセルフケアとして、
簡単なストレッチや体操の指導も行っています。
患者様一人ひとりの状態に合わせたケアを提供することで、
介護職の方々の健康をサポートします。
まとめ
介護職は、社会にとって非常に重要な役割を果たす仕事です。
しかし、腰痛を放置すると、仕事の効率が下がるだけでなく、
生活の質も低下してしまいます。
腰痛の原因を正しく理解し、
適切なケアと予防策を取り入れることで、
健康な身体を維持しながら、
安心して仕事に従事することが可能です。
もし腰痛にお悩みでしたら、
ぜひ当院にご相談ください。
あなたの腰を支える力になりたいと考えています。
2024年11月26日(火)