




当院には「座骨神経痛」や「梨状筋症候群」
と診断されて来られる方がたくさんいらっしゃいます。
お尻から太もも、ふくらはぎや足先にまで広がる痛みやしびれ。
「歩くのがつらい」「長時間座れない」「夜もゆっくり眠れない」
――そんな声を日々耳にします。
私自身、競輪選手として23年間身体を酷使してきました。
だからこそ「痛みで思うように動けない苦しさ」が
どれほど生活を制限するか、身をもって分かっています。
この記事では、少しでもあなたの不安を和らげ、
回復への希望を持っていただけるようにお話しします。
座骨神経痛とは「病名」ではなく、症状の呼び方です。
お尻から足にかけて走る「座骨神経」が圧迫され
痛みやしびれが出る状態を指します。
一方で梨状筋症候群は、骨盤の奥にある小さな筋肉「梨状筋」が硬くなり
座骨神経を圧迫してしまうものです。
診断名は違っても、共通しているのは「神経そのものよりも
筋肉や骨格のバランスの乱れが原因になっていることが多い」という点です。
梨状筋は股関節の深い部分にあり、普段は意識しにくい筋肉です。
しかし骨盤が前後に傾いたり、背骨の動きが硬くなったりすると
梨状筋が常に引っ張られた状態になり、神経を圧迫してしまいます。
特に多いのは、
こうした生活習慣の積み重ねが
知らないうちに筋肉の緊張を強めてしまいます。
当院の整体では、
痛みが出ている部分を無理に押したり揉んだりはしません。
まずは骨盤のゆがみを整え、背骨や股関節
膝や足首まで含めて全身のバランスを見ていきます。
「痛みの原因探し」を大切にしているのは
痛みの出ている場所と原因が一致しないことが多いからです。
例えば、足首の動きの悪さが骨盤の傾きを作り
その結果お尻の筋肉が緊張しているケースもあります。
施術はボキボキしない優しい方法で行います。
患者様の体に負担をかけず
安心して受けていただけるのが特徴です。
整体の効果を持続させるためには
日常生活での姿勢が欠かせません。
椅子に座るときは、お尻を背もたれに預けず
坐骨でしっかり座ることを意識してください。
そして頭のてっぺんを軽く引き上げ
骨盤の真上に頭が乗るイメージを持ちましょう。
このちょっとした意識で
梨状筋への負担は大きく減ります。
また、同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。
「30分ごとに立ち上がる」「軽く足首を動かす」など
体を小まめに動かすことを習慣にしてみてください。
施術だけでなく、
ご自宅でできる簡単なセルフケアもお伝えしています。
といっても、つらい痛みを我慢しながら行うものではありません。
痛みのない範囲で体をゆらしたり、軽く動かしたりするだけで
筋肉の緊張は少しずつ和らぎます。
ご希望の方にはLINEを通じて動画やアドバイスもお届けしていますので
安心して取り組んでいただけます。
「この痛みとは一生付き合うしかない」と
思い込んでいる方が本当に多いです。
ですが、体は必ず変わる力を持っています。
整体は魔法ではありませんが、正しい方向へ背中を押してあげることで、
体が本来持つ回復力を取り戻すことができます。
そして、その力を一緒に引き出していくのが私の役目だと思っています。
20年以上施術を続けてきた経験からも
良くなられる方を何人も見てきました。
だからこそ「大丈夫、まだ回復できますよ」と
声を大にして伝えたいのです。
座骨神経痛や梨状筋症候群の痛みは
生活を不安でいっぱいにしてしまいます。
しかし原因を丁寧に探し、一つずつ整えていけば
痛みのない日常は必ず取り戻せます。
どうか一人で悩まずにご相談ください。
からだ快福クラブ北九州は
あなたの体と心に寄り添いながら
元気を取り戻すお手伝いをいたします。
2025年9月6日(土)

~長引くお尻の痛みや足のしびれにお悩みの方へ~
「病院で梨状筋症候群と診断されたけど、なかなか良くならない」
「痛み止めやストレッチだけでは限界を感じる…」
そんな方が、当院にも多く来院されています。
梨状筋症候群とは、お尻の深いところにある「梨状筋」が硬くなり、
そのすぐ下を通る「坐骨神経」を圧迫することで痛みやしびれが出る症状です。
特に長時間の座り姿勢や、体の使い方の偏りが大きな原因となります。
梨状筋症候群の大きな悪化要因のひとつが、「長時間の同じ姿勢」です。
たとえば以下のような場面は要注意です。
動かずに同じ姿勢が続くことで、梨状筋を含むお尻まわりの筋肉が硬くなり、坐骨神経を圧迫しやすくなります。
1時間に1回は立ち上がって体を動かす、こまめに姿勢を変えることが大切です。
1時間に1回は立ち上がって体を動かす、こまめに姿勢を変えることが大切です。
「ソファに座ってると楽な気がする…」
そう思う方も多いですが、やわらかいソファは体が沈み込み、
骨盤が後ろに倒れやすくなります。
その結果、梨状筋に余計な負担がかかり、症状が悪化する原因にも。
とくに長時間のソファ利用は控えるのが無難です。
座るときは「坐骨(ざこつ)」を意識することがポイントです。
坐骨とは、お尻の下にある骨のことで、
この坐骨で座るように意識することで骨盤が安定し、梨状筋への負担も減ります。
具体的には、
といった姿勢が理想です。
からだ快福クラブ北九州では、
痛みの出ている梨状筋だけに注目するのではなく、
仙腸関節(骨盤の後ろ)や股関節の動きの悪さを調整することを重視しています。
● 仙腸関節のゆがみを整えて骨盤の安定を取り戻す
● 股関節の柔軟性を回復して足の動きをスムーズにする
● 背骨・肩・肋骨のバランスも全体的に見て調整する
このようなアプローチにより、再発しにくい体づくりを目指しています。
梨状筋症候群は、ただその部分をもみほぐすだけではなかなか良くなりません。
普段の姿勢や座り方、体の使い方を見直すことが、とても大切です。
「座るのがつらい」「運転が不安」「足のしびれがなかなか取れない」
そんな方は、ぜひ一度当院の整体をご体験ください。
体全体のバランスを整えることで、本来の楽な体を取り戻すお手伝いをいたします。
2025年4月1日(火)