最新のセミナー

健康生活アドバイス

カテゴリー
月間更新履歴

からだ快福クラブ ご案内

からだ快福クラブ モバイルサイト

北九州市の痛くない評判整体院の施術日記

里花さんブログ

整体院の診療日記。お越し頂いた不調者様の症状や施術内容その結果など定期的に更新します。

夏こそ冷えに注意・冷えと肩凝り、頭痛の関係


夏は汗ばむ季節。しかし実は「夏の冷え」を訴える方が増える時期でもあります。
冷房の効いたオフィスや車内、冷たい飲食物の摂り過ぎが体を内外から冷やし、
自律神経のバランスが崩れることで肩こりや頭痛が慢性化しがちです。
 

本稿では、からだ快福クラブ北九州が考える夏の冷え対策と、
関連する肩こり・頭痛の改善ポイントをお伝えします。

外気温は高いのに深部体温は意外と下がる。
これが「夏の冷え」の特徴です。発汗による気化熱、
強い冷房による末梢血管の収縮、
ビールやアイスなど冷たい食品の大量摂取が内臓の働きを鈍らせます。
結果として血流が低下し、筋肉が酸欠状態になりやすく、肩こり・頭痛を誘発します。

夏の冷えを生む5つの生活習慣

  1. 冷房設定温度24℃以下
  2. 1日4回以上のアイス・冷たい飲料
  3. 薄着のままで長時間座りっぱなし
  4. シャワー浴のみで就寝
  5. 深夜0時以降の就寝

これらが重なると体温調節機構が乱れ、血行不良が慢性化します。

首から肩にかけての筋肉が硬直すると、
頭部へ向かう血管や神経が圧迫され、緊張性頭痛や片頭痛の引き金になります。
夏の冷えが続くと、筋肉は常に「守る」ために収縮し、
僧帽筋や後頭下筋群がカチカチに。
これが「冷え肩こり→頭痛」の悪循環です。
 

チェックリスト

  • オフィスで足先がいつも冷たい
  • 冷房下で長時間パソコン作業をし肩が重だるい
  • 夕方になるとこめかみがズキズキする
  • 冷たい飲み物を一日5杯以上飲む
     

3項目以上該当する場合、夏の冷えが肩こり・頭痛の主犯かもしれません。
 

◎上部胸椎と肩甲胸郭関節の解放
首周りだけでなく上部胸椎を検査し、
ソフトなモビリゼーションで胸椎をゆるめ肩甲骨を滑らせます。
 

◎骨盤の前後傾調整
骨盤後傾で頭部が前へ突出すると頚椎に負荷が増大。
骨盤と股関節を整え重心をリセットします。
 

◎クラニアル(頭蓋)リリース
脳脊髄液の循環を促し、自律神経のアンバランスを整えて頭痛を根本緩和。
 

  1. 温めてほぐす「タオル蒸し」
    蒸しタオルを首肩に3分当て、直後に肩回し。
  2. 足浴+足指グーパー
    40℃の足湯10分+足指運動で末梢循環アップ。
  3. 常温ドリンク+ミネラル補給
    白湯や麦茶に自然塩ひとつまみで電解質補充。
     
  • 生姜・シナモン・ねぎなど「温め食材」を意識
  • タンパク質不足は冷え筋肉を招くため魚・卵・豆をバランス良く
  • スマホは就寝1時間前にオフ、ぬるめ入浴で副交感神経優位へ
     
  • 椅子では坐骨で座り、頭を骨盤真上にイメージ
  • 1時間ごとに立ち、腕を大きく後ろ回し

これだけでも肩こりと頭痛の頻度は大幅減!
 

内臓が冷えると副交感神経が低下し交感神経が優位に。
血管が収縮し筋肉や脳への酸素供給が減るため、
肩こりと頭痛が同時発生しやすくなります。
夕方以降に頭が重くなる方は要注意です。
 

  1. 深呼吸+肩甲骨はがし
  2. ふくらはぎポンプ
  3. ツボ押し「風池」
     
  • 足元にウールブランケットを常備
  • 冷風が直接当たらないデスク配置
  • 500mlの白湯ボトルを1日3回温め直し
     
     

Q:冷房は何度が理想?
A:外気温との差を5℃以内にし、膝掛けや靴下で末端保温を。
 

Q:頭痛薬だけではダメ?
A:痛みは抑えられても冷えや筋緊張が残れば再発します。
整体とセルフケアで原因を断つことが重要です。
 

私自身、真夏でも氷水をがぶ飲みし肩こり・頭痛に悩んでいた過去があります。
整体の学びを通じて「冷えと筋緊張」を意識し始めてから症状は劇的に改善。
冷えを甘く見ないことの大切さを、施術を通じて患者様へお伝えしています。
 

夏の冷えは見落とされがちですが、肩こりや頭痛を根から作り出す隠れ犯。
ポイントは「温める・巡らせる・整える」。
 
整体で全身バランスを整え、セルフケアで血流を守れば、
暑い季節こそ軽やかな体で過ごせます。
 

からだ快福クラブ北九州では、痛みの少ない整体で
夏の冷え・肩こり・頭痛を総合的にサポートしています。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。

2025年7月9日(水)

前の記事へ症状別解説トップへ 次の記事へ

ページトップへ