



北九州市はわっしょい百万夏まつりの真っ最中です。
小倉北区日明のTさんは
びっこを引きながらの来院でした。
2年程前から鼠径部が痛み出し
我慢ができずに戸畑の整形外科に行ったが
鎮痛剤と湿布しかもらえず当院に相談がありました。
以前、変形性膝関節症で通われていた
三萩野のYさんからの紹介です。
座位で足を組むことができません。
足に力が入りにくいので
手で太腿を抱えて車の乗り降りをするとの事です。
あぐらをかくことも出来ませんでした。
歩行時では足にチカラが入らずに
困っているとの事でした。
仰向けの検査では骨盤のねじれが
かなり大きかったです。
股関節の検査では
患部側の左が後方にズレていました。
うつ伏せの検査では仙骨にゆがみが見られました。
尾骨が右側にズレていました。
座った時に右足を組む人に多い症状です。
まず、片平先生から教わった
仙骨調整法でやさしく矯正。
そしてリセット療法の奥義である
片足牽引を呼吸に合わせて行いました。
かなり手応えを感じたので
Tさんに立って頂いて
歩いて確認してもらいました。
すると、「えっ、全然違います!」
「来た時より痛くありません」
びっくりしながらも、
満面の笑みで言われました。
その後、骨盤の歪みを矯正し
股関節周辺を弛めてから終了としました。
病院や整骨院や針治療を転々と渡り歩いて
まったく治らなかった股関節痛が
一回目で半減しました。
ある程度の期間は掛かるとは思いますが
希望の光が見えて本当に良かったです。
2012年8月5日(日)