こんにちは!
体と心の元氣を応援する院長の林一郎です。
私は、20代後半からべーチェット病、
筋ジストロフィーを患ってきて、
39歳の時には5つの脳腫瘍が見つかりました。
小倉記念病院の脳外科には
23年間お世話になっています。
小倉記念病院以外でも
九州産業医大、久留米医大にも
通っていた時期がありました。
そんな私の62歳現在の血液検査。
結果はというと、血圧を含めて全ての数値が正常です。
今は、病院の薬はもちろん、
サプリメントも全く摂っていません。
人生は習慣から出来ていると言われますが、それは
食事の習慣、
運動の習慣、
睡眠の習慣、
言葉の習慣、
思考の習慣、
行動の習慣など
様々な習慣の積み重ねで成り立っていると想います。
特に還暦を過ぎてからは、
幸運・不運であるでさえも、
習慣の積み重ね、つまり
自分に源があると考えた方が良いかと思っています。
人生、一寸先は暗闇かもしれません。
しかし、一寸先は薔薇色かもしれません。
副院長のブログ
2023年7月6日(木)
こんにちは副院長の林里花です(*^^*)
寒い間は湯舟に浸かっていた方も暑くなるにつれて、シャワーのみで
済ませるようになることが多いようですね。
もうじき訪れる梅雨にはお天気、気圧、気温の変化も激しくなるので
体調不良を起こすことも十分に考えられます。
長期予報では今年の夏は昨年を上回る猛暑が予想されるそうです。
梅雨から夏に向けて元気に過ごすための一つとして「入浴」はとても大切です。
あらためて、入浴の効果や大切さをお伝えしますね!
◆温熱作用
効果:疲労回復、快眠、リラックス、神経痛改善、腰痛・肩こり緩和 など
温かい湯船に入って体が温まることで、血管が広がり、たくさんの血液が
体内を巡ることで、新陳代謝が活発となる。
副交感神経が優位な状態となり筋肉が緩み、関節の緊張が和らぎ、神経の過敏性が抑えられる。
◆静水圧作用
効果:足のむくみ解消、疲労回復 など
湯船につかり、体全体に水圧がかかることで、足のむくみの原因となる滞留した血液を
水圧で押し戻すことができる。
水圧がかかることで血液の流れが良くなり、新陳代謝が活発となる。
◆浮力作用
効果:リラックス、腰痛の緩和 など
湯船につかり、体に浮力がかかることで、重力から解放され、関節や筋肉の緊張がゆるむ。
◆粘性・抵抗性作用
効果:生活習慣病の改善 など
湯船につかり、水中でストレッチなどをすることで、筋肉に刺激を与えることができ、
手軽に運動療法的効果を得られる。
◆清浄作用
効果:肌の健康の保持 など
湯船につかり、毛穴が開くことで、皮膚の表面にある汚れや皮脂を流れ出させることができる。
★これらの効果を上げる入浴方は?
・お風呂に入るタイミング
快眠や疲労回復の面から最も効果があるのは、就寝の1~2時間前になります。
・お湯の温度と湯量
リラックスやストレス解消の面から最も効果があるのは、温度は40℃くらい、
湯量で肩までつかるくらい(全身浴)です。
・入浴時間
全身浴の場合は、10分程度浸かるのがおすすめです。長時間浸かりすぎると、
のぼせる危険があるので、おすすめできません。
★入浴時に気を付けたいことは?
・急激な血圧の変化に気を付ける
・長湯は避ける
・食事直後やお酒に酔った状態での入浴はやめる
忙しく時間に追われる毎日でも、出来るだけ入浴時間を作って湯舟に
ゆっくりと浸かって体調を整えましょう!!
※からだ快福クラブではお風呂タイムがより充実する水素風呂の
レンタルも取り扱っております。
2023年5月24日(水)
そもそも、熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境に、身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気
・汗のかきかたがおかしい
・体温が高い、皮ふの異常
・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
・水分補給ができない
では、こんな症状が出てしまったら!
衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させる。
露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やす。
氷のうなどがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やす。
出来れば熱中症にならないようにしたいものですよね。
日頃の食事でも予防や対策ができます。
熱中症対策に効果的な栄養素は、カリウム、ビタミン類、クエン酸。
カリウムは、海藻類やほうれん草などの野菜類、バナナなどの果実類、イモ類、豆類、魚、肉類に含まれており、
ナトリウムと共に細胞の浸透圧を調節する役目がある。
不足すると、食欲不振、筋力低下、低血圧、不整脈などを引き起こす可能性があるため、積極的に摂取したい。
ビタミンB1は、体内に取り込んだたんぱく質、脂質、炭水化物をエネルギー源に変えるための代謝を助ける働きがある。
糖質をエネルギーに変えるため、疲労回復にも欠かせない成分だ。豚肉、大豆、モロヘイヤ、玄米、きのこなどに含まれている。
ビタミンCには抗酸化作用があり、細胞を健やかに保つ働きがある。赤・黄ピーマンなどの野菜類、
アセロラ、レモンなどの果実類に含まれる。
クエン酸は、梅干しやレモンなどの酸味があるものに含まれている。クエン酸を補うことで、疲労回復に効果的。
また、逆に飲み物の中には熱中症の症状を悪化させる可能性があるものも少なくありません。
その代表として挙げられるのが「カフェイン」。
カフェインには利尿作用があるため、体内の水分が尿として多く排出されてしまいます。
また、暑さによる発汗と相まって体内の水分が失われてしまうことも考えられるのです。
暑い時期はコーヒーや緑茶などカフェインを多く含む飲み物の摂り過ぎには十分注意!!
また、ビールが美味しい時期ですがアルコールも利尿作用があるので暑い時期は飲み過ぎに注意!!
食べ物や飲み物以外の対策があります。
当日の最高気温を知るだけでなく、その日の気温と湿度の変化を知る、室内の気温や湿度の状況を知ることも
熱中症予防に効果があります。
「いま自分のいる環境がどのような状態なのか」を知ることは、熱中症予防のたいせつなポイントです。
また、熱中症の発生には、体調が大きく影響します。
自分のいる環境を知ることとあわせて自分の体の状態を知り、体調に敏感になりましょう。
2023年5月18日(木)
こんにちは、副院長の林里花です(*^^*)
今日は大好きなニラについてです!
ニラは季節を問わずスーパーなどで見かける野菜ですが、出回る量が多いのは3~5月の春です。
春に収穫されるニラは、香りが強くてやわらかく、おいしいといわれています。
スタミナ料理の定番食材であるニラですが実はスタミナがつく以外にも、
免疫機能の維持や高血圧の予防に関わるさまざまな栄養が豊富なことを知っていましたか?
栄養満点!ニラの栄養と期待される効能
ニラはアリシンをはじめ、ビタミンAやビタミンC、カリウムなどが含まれ、
スタミナアップや健康づくりに関わる栄養が豊富な野菜です。
特にカリウムが豊富で、小ねぎの約1.6倍、キャベツの約2.6倍、ピーマンの約2.7倍の量です。
ニラ100gとは約1束分の量で18kcalと低カロリーですが、さまざまな栄養素を摂れます。
ニラは免疫機能の維持に欠かせないビタミンAとビタミンCを含みます。
どちらも抗酸化作用があり、免疫機能低下の原因のひとつとなる活性酸素を除去する働きがあります。
またビタミンAが不足することで、粘膜が乾燥して感染症にかかりやすくなることが知られています。
元気な毎日を過ごしたい方には、ニラがぴったり!
ニラにスタミナアップというイメージがあるのは「アリシン」という成分が含まれているからです。
ビタミンB1は、極端に不足すると疲労感や倦怠感を生む原因となることが知られていますが、
アリシンはこのビタミンB1の吸収を助けてくれます。
またアリシンは、ニラ特有の香り成分でもあります。
食欲を高めてくれエネルギーチャージに役立つことからも、スタミナアップにつながります。
ニラはカリウムを含み、高血圧やむくみの予防に役立ちます。
カリウムは余分なナトリウムを排出する働きがあるため、高血圧やむくみの原因となる
ナトリウム(塩分)の摂りすぎを調整してくれます。
血圧が気になる方や、むくみがちな方は、カリウム豊富なニラをぜひ取り入れるといいようです。
ニラに含まれるアリシンは、根元に豊富に含まれます。
根元をざっくり切り落とすのは、もったいない!
ぜひ、最小限にしましょう。
アリシンは細胞が壊れることで発生する成分のため、アリシンを効率的に摂りたい場合は、
細かく刻む方がおすすめです。
またアリシンは加熱により分解されてしまうため、生の方がムダなく摂れます。
2023年5月8日(月)
こんにちは、副院長の林里花です(*^^*)
我が家では院長がぬか床をお手入れしています。
そのぬか床を使って作る「ぬか炊き」が我が家のちょっとしたブームです。
(左:いわし 右:さば)
ぬか漬けは日本で独自に発展した漬物の一つです。江戸時代に、一般の町民にも広く白米が食べられるようになり、
大量に発生する米ぬかを消費するために作り出されたものだとされています。
日本には、古くから塩漬けにして野菜などを保存する文化、また、発酵食品を発達させてきた文化がありました。
野菜をぬか漬けにすることで、米ぬかに含まれている栄養素や、ぬか床に定着した植物性乳酸菌などを合わせて取ることができます。
野菜をぬか漬けにすることで増える栄養素について、ご紹介します。
①ビタミンB1
ビタミンB1は糖質からすみやかにエネルギーを作り出す働きを助けます。
そのため、活動量が多い方は特に意識して取っておくとよいですね。
また、皮膚や粘膜の健康を維持する働きもあります。
②ビタミンB2
ビタミンB2は皮膚や粘膜を健やかに保つ働きをしています。
また、糖質、脂質、たんぱく質からエネルギーを作り出し、代謝を支える働きがあります。
③ビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、肌や血管の老化を防ぎ、生活習慣病の予防に役立っています。
④植物性乳酸菌
ヨーグルトで有名な乳酸菌ですが、ぬか漬けの中で繁殖しているのは植物性乳酸菌です。
栄養価が高い牛乳の中で活躍する動物性乳酸菌と違い、植物性乳酸菌は私たちの体内では腸内環境を整え、
免疫機能の向上、抗菌作用の強化などが期待されています。
カルシウムが豊富ないわしを骨ごと料理することで、さらにたくさんのカルシウムを摂取できます。
圧力鍋で作るので骨まで柔らかく、丸ごと栄養をいただいています。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含むため、骨を丈夫にし、骨粗しょう症予防にも役立ちます。
ぬかには美容のビタミンと言われるビタミンBや若返りのビタミンと言われるビタミンEのほか、
カルシウム、たんぱく質、鉄分、ミネラル、食物繊維などが多く、γオリザノールやフェルラ酸といった
メラニンの発生を抑えて日焼けしにくい肌に導いてくれる成分も含まれています。
紫外線対策にも有効ですね!
2023年4月17日(月)