




本日は、門司と下関を挟む「関門海峡花火大会」ですね。
門司港レトロ周辺はきっと賑やか。
観覧に行かれる方は、水分・日差し・帰りの冷え対策をお忘れなく。
さて、夏は「夏バテ」が気になる季節。
だるい。
疲れが抜けない。
食欲がわかない。
集中できない。
――そんなサインが出やすくなります。
原因は一つではありません。
冷房による冷え。
冷たい飲み物や甘いものの摂りすぎ。
睡眠不足や運動不足。
そして、意外かもしれませんが「座り方」も関係します。
「夏バテと座り方?」と思うかもしれません。
でも、日頃の姿勢は呼吸や血の巡りに直結します。
骨盤を後ろに倒してダラっと座ると、背中は丸まり、背筋は伸ばされっぱなし。
この状態が続くと、筋肉は弾力を失いがち。
一方で、胸やお腹はつぶれて呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと、取り込める酸素が少なくなり、脳への血流も鈍りがち。
その結果、頭がボーッとする、やる気が出ない、全身の疲労感が抜けない――につながります。
さらに、姿勢の崩れは内臓の位置や働きにも影響します。
胃腸が下がり気味になって、働きが弱まりやすい。
ぽっこりお腹の原因にもなります。
だからこそ、「骨盤を立てて座る」ことがとても大切。
ポイントはシンプルです。
・椅子に座る時は「お尻を引いて坐骨で座る」ことを意識します。
・坐骨の出っ張りより、少し膝側が座面に当たる位置に座ると骨盤が立ちやすい。
・座る位置は、いつもより“気持ち後ろ”。椅子に深く腰かけましょう。
・おへそをやさしく前へ。胸は軽く開く。
・「骨盤の真上に頭蓋骨が来るように」意識します。
・膝はおおむね直角。足裏は床にしっかり。脚を組む時間は短めに。
スマホを見る時は、画面を目の高さへ。
首を前に突き出さないことがコツです。
長く座り続けないことも大切。
30~40分に一度は立ち上がり、首・肩をゆっくり回す。
その場足踏みでふくらはぎを軽く動かす。
これだけでも巡りが変わります。
呼吸も整えましょう。
吸う息は4秒ほど胸を開いて。
吐く息はできるだけ長く、お腹をやさしくへこませながら。
数回でも、頭のスッキリ感が違います。
花火大会の待ち時間や帰りの電車でも同じです。
座るなら「坐骨で座る」。
立つなら、片脚だけに体重を乗せ続けない。
小さな意識が、体のしんどさを溜めないコツになります。
姿勢が整うと、呼吸が深まり、巡りが整います。
それは夏バテ予防の土台づくり。
できることから、やさしく続けていきましょう。
「自分の骨盤は立っているのかな?」
「私の座り方、合ってる?」
気になる方はご相談ください。
からだ快福クラブ北九州では、痛みの出ている場所だけでなく
骨盤や背骨、肩まわりの連動も丁寧に確認します。
無理のない姿勢づくりと、やさしいケアをご提案します。
今夜の花火も、安全第一で。
明日も元気に過ごせますように。
2025年8月13日(水)