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同じ姿勢が続く人ほど気をつけたい「骨盤のゆがみサイン」健康生活

日々の生活の中で、私たちは気づかないうちに
同じ姿勢を長く続けていることがあります。
 

デスクワークで何時間も座りっぱなし。
スマホを見ながら前かがみ。
車の運転で片方の足だけを動かす。
 

一見、楽な姿勢に思えても、
それが毎日の積み重ねになると、体には確実に負担がかかっています。
その結果として起こりやすいのが「骨盤のゆがみ」です。
 

骨盤は、家でいえば“基礎”の部分にあたります。
ここが傾いたり、ねじれたりすると、
その上にある背骨・肩・首・頭までバランスが崩れていきます。
 

骨盤がゆがむと、筋肉の使われ方にも左右差が生まれ、
体の一部だけに無理がかかるようになります。
 
その結果、腰痛・肩こり・膝痛・股関節の違和感など、
いろいろな症状につながっていくのです。
 

次のようなことに心当たりはありませんか?
 

・片足に重心をかけて立つクセがある
・足を組まないと落ち着かない
・スカートがいつも同じ方向に回る
・仰向けで寝ると腰が浮く感じがする
・片方の肩や腰が下がって見える
 

これらはすべて、骨盤のゆがみが出ているサインかもしれません。
ゆがみを放っておくと、見た目の姿勢が悪くなるだけでなく、
内臓の位置にも影響が出て、代謝や血流の低下につながることもあります。
 

体は本来、動くことでバランスを保つようにできています。
 
筋肉は動かすことで血流が促され、
関節も滑らかに動くように潤滑液が分泌されます。
 

ところが、同じ姿勢を長時間続けると、
特定の筋肉だけが緊張しっぱなしになり、
反対側の筋肉は使われずに弱っていきます。
 

この「使いすぎ」と「使わなさすぎ」の差が、
骨盤をゆがませる原因になるのです。
 

たとえば、
 
・座りっぱなしで骨盤が後ろに倒れる(猫背)
・立ちっぱなしで片足に体重をかける
・あぐらや横座りで左右の高さが違う
といった姿勢は、どれも骨盤にねじれを生みやすいものです。
 

当院では、骨盤を力で“戻す”のではなく、
やさしい刺激で体が自分から整おうとする力を引き出していきます。
 

骨盤の前後の傾きや左右差を見極め、
骨盤だけでなく背骨・肋骨・肩甲骨など、
全身のつながりを考えながら整えていきます。
 

「痛みのある部分」だけを見ずに、
体のバランス全体を調整することが、
根本的な改善につながると考えています。
 

施術は、バキバキするようなものではなく、
ごく軽いタッチで行う安心の整体法です。
 
小学生から高齢の方まで、
どなたでも受けられる安全な方法です。
 

整体を受けたあとは、
できるだけ正しい姿勢を保つことが大切です。
 

椅子に座るときは、
お尻をしっかり引いて「坐骨」で座るようにします。
 
そして、骨盤の真上に頭蓋骨がくるよう意識すると、
自然と背筋が伸びて疲れにくい姿勢になります。
 

また、長時間同じ姿勢を取らないことも重要です。
30分に一度は立ち上がったり、
肩を軽く回したりして、体をリセットしましょう。
 

歩くときも、かかとから強く着地せず、
足裏全体で“すり足のように”静かに歩くのがおすすめです。
 
これだけでも、骨盤周りの筋肉の緊張を和らげることができます。
 

痛みが出てから「どうにかしよう」と思う方が多いですが、
体はそのずっと前から、
「そろそろ休ませて」とサインを出しています。
 

腰が重い、足の長さが違う気がする、
仰向けで寝るとしっくりこない——
そんな小さな違和感こそ、早めに整えるチャンスです。
 

骨盤が整うと、姿勢が美しくなるだけでなく、
呼吸が深くなり、疲れにくい体になります。
 
気持ちも前向きになり、「なんとなく調子がいい」という日が増えていきます。
 

同じ姿勢が続く生活の中でも、
ほんの少し意識を変えるだけで、
体は驚くほど軽くなっていきます。
 

「最近、体が傾いている気がする」
「姿勢が気になる」
 

そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
 
からだ快福クラブ北九州では、
あなたの体に寄り添いながら、
やさしく整えるお手伝いをしています。

2025年10月12日(日)

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