デスクワーク中に肩や首が重たくなり、
その後に頭痛が出てくることはありませんか?
仕事に集中したいのに、
頭がズーンと重くなって効率が下がってしまう。
この不快な「肩こり頭痛」。
実は、筋肉ではなく 姿勢の乱れ が大きな原因です。
肩や首がこっているのは、
ただ疲れているのではありません。
背骨や肩甲骨が正しい位置を保てず、
筋肉が無理をしているサインです。
そして、その状態が続くと
頭痛が繰り返し起こってしまいます。
ーーーーーーーーーーーーーー
■ 姿勢が悪いと、なぜ頭痛になるのか?
パソコンに向かう姿勢が長く続くと、
頭が前に出た「スマホ首」になりやすくなります。
頭はボーリング球ほどの重さがあります。
その重さが前に傾くほど、首と肩は必死に支え続けます。
筋肉が緊張し続けると血流が悪くなり、
疲労物質が溜まって痛みが出ます。
それが、肩こりからくる頭痛の正体です。
さらに首の周りが固い状態が続くと、
自律神経のバランスが乱れます。
その結果、偏頭痛のような痛みまで出てしまうこともあります。
つまり肩こりは、
単なる「筋肉の疲れ」だけでなく、
血流や神経にも影響する問題 なのです。
ーーーーーーーーーーーーーー
■ 肩だけ揉んでも治らない理由
つらい肩こり頭痛。
つい肩ばかり揉みたくなりますが、
それだけでは根本改善になりません。
なぜなら、肩や首が緊張する原因は
姿勢の土台の崩れ にあるからです。
その土台とは、
骨盤、背骨、そして肩甲骨です。
長時間座ると、背中が丸まり、
骨盤が後ろに傾いてしまいます。
骨盤が崩れると背骨も丸くなり、
頭が前に落ちやすくなります。
こうなると、どれだけ肩をほぐしても
すぐに元に戻ってしまうのです。
ーーーーーーーーーーーーーー
■ 整体で大切にするポイント
整体ではまず、
背骨や肩甲骨が動きやすい状態を作ります。
特に重要なのは、
肩甲骨の間にある 上部胸椎 と呼ばれる背骨。
ここが硬い人ほど、
首に負担がかかり、頭痛につながりやすくなります。
さらに肩甲骨が前に倒れている人も
首や肩に大きな負担をかけています。
このため、硬くなった背中をゆるめ、
肩甲骨を正しい位置に戻すことが大切です。
姿勢というのは
「背筋を無理に伸ばすこと」ではありません。
骨盤、背骨、肩甲骨の3つが整うことで、
自然と姿勢は保てるようになります。
息を深く吸えるようになることも重要です。
整体で背骨や肩甲骨がゆるむと呼吸が深くなり、
筋肉の緊張が自然とほどけていきます。
頭痛に悩む方ほど、
「呼吸がしやすい!」と驚かれます。
ーーーーーーーーーーーーーー
■ 今日からできるセルフケア
まず見直すべきは 座り方 です。
椅子に座るときは、
お尻を軽く引いて「坐骨で座る」ことを意識します。
これが、骨盤を立てるということです。
骨盤が立つと、背骨が自然に伸び、
頭が前に落ちにくくなります。
また、スマホやパソコンを見るときは、
画面を少し高くして、目線が下がりすぎないようにします。
この小さな意識だけでも、
首や肩にかかる負担が大きく変わります。
ーーーーーーーーーーーーーー
■ 頭痛に悩まない毎日へ
肩こり頭痛は、
薬でごまかしていても根本改善しません。
肩だけ揉むだけでも不十分です。
姿勢を整え、
体の動きを取り戻すことで、
頭痛の出にくい体に変わっていきます。
つらい頭痛や肩こりが続いている方は、
我慢せずにご相談ください。
正しい姿勢と体の使い方を身につけて、
デスクワークでも快適に過ごせる身体を目指していきましょう。
肩こり頭痛のない毎日を、
一緒に作っていきましょう。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。





