膝や足に痛みを抱えながら毎日を過ごすのは、とてもつらいことです。
買い物に行くのも億劫になり、友人との外出もためらってしまう。
さらには通勤や日常の家事の中で、立ち上がるたびに不安がつきまとう。

「痛みさえなければ、もっと楽に動けるのに」
そんなお気持ちで毎日を過ごされている方も多いのではないでしょうか。

私はこれまで数多くの患者さんと向き合い、手術を受けた経験のある方も、手術を回避したいと願う方もサポートしてきました。
今日は、その中でも特に「膝や足の痛みで外出が大変」と感じている主婦の方に向けて、整体でできることをお伝えしたいと思います。

膝や足の痛みがつらい理由

膝や足は、体を支える土台です。
台所で立っている時間、階段の昇り降り、子どもや孫と過ごす時間――どんな動作にも膝と足は関わっています。

ところが、日常のちょっとした習慣の積み重ねが、少しずつ痛みを生み出す原因になります。

例えば…

• 座るときに骨盤が後ろに倒れている

• 長時間の立ち仕事で膝に負担をかけている

• 靴の選び方や歩き方にくせがある

• 加齢に伴う筋力の低下

このように原因は一つではなく、いくつもの要素が重なって痛みにつながっています。
「膝が悪いから膝だけが悪い」わけではなく、骨盤や背骨のバランスが崩れることで、膝や足に過剰な負担がかかっていることも多いのです。

整体で大切にしていること

私が整体で大切にしているのは「痛みのある場所だけを見るのではなく、体全体のつながりを整えること」です。

膝の痛みを訴えて来られた方でも、実際に調べてみると、骨盤の傾きや背骨の硬さ、股関節や足首の動きが影響していることが少なくありません。

そのため、整体ではまず骨盤を安定させ、背骨や肩甲骨、股関節の可動を丁寧に整えます。
膝に直接強い刺激を与えるのではなく、体全体のバランスを整えることで膝や足への負担が軽くなり、結果として痛みが和らいでいくのです。

私の整体は「ボキボキしない、やさしい手技」です。
微振動を使ったり、関節や筋肉の付着部を軽く緩めることで、安心して受けていただけます。
小学生からご高齢の方まで、安心して体を任せていただけるのが特徴です。

痛みと向き合う心のサポート

膝や足の痛みは、体のつらさだけでなく心にも影響を与えます。
「また痛くなったらどうしよう」
「外出先で歩けなくなったら恥ずかしい」
そんな不安から、出かけるのを控えてしまう方も多いのです。

私は施術の中で、痛みそのものだけでなく「心の不安」を和らげることも大事にしています。
施術中はゆったりと会話をしながら、安心できる環境を整えます。
「ここなら大丈夫」と思っていただけることが、回復への大切な第一歩だと考えています。

日常生活で気をつけたいこと

整体を受けるだけでなく、日常のちょっとした工夫が痛みの改善につながります。
私が患者さんに必ずお伝えしていることをいくつか紹介します。

• 座るときは骨盤を立てる
  　お尻を後ろに引き、坐骨で座る意識を持つこと。これだけで膝への負担が変わります。

• 歩くときはかかとに頼りすぎない
  　強いかかと着地は膝や股関節を傷めます。つま先や足裏全体を意識した歩き方が大切です。

• 柔らかすぎる靴は避ける
  　足のアーチを崩す靴は膝の痛みにつながります。指先がしっかり動く靴を選ぶことがポイントです。

• セルフストレッチは痛みのない範囲で
  　無理に伸ばすのではなく、気持ちよく感じる程度に留めましょう。

これらは一見小さなことですが、毎日の積み重ねが大きな変化につながります。

膝や足の痛みから解放された生活を目指して

膝や足の痛みがあると、外出や人との交流が減り、生活がどんどん小さくなってしまいます。
けれども体は、正しいケアをすれば必ず応えてくれます。

整体で全身のバランスを整え、日常生活を少しずつ工夫することで、
「また歩けるようになった」
「出かけるのが楽しくなった」
と笑顔を取り戻された方をたくさん見てきました。

大切なのは、「もう歳だから仕方ない」とあきらめないことです。
あなたの体には、まだまだ改善の余地が残っています。

最後に

膝や足の痛みで毎日がつらいとき、家族に理解されにくいこともあります。
でも、その痛みを本気で受け止めてくれる人がいることを、どうか忘れないでください。

整体師として、私はあなたの体と心に寄り添い、少しでも快適な日常を取り戻していただけるようサポートいたします。

「痛みがあっても大丈夫」から「痛みがなくて大丈夫」へ。
一緒にその一歩を踏み出しましょう。

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。