「肩の痛みがなかなか治らない…もしかして病気?」と心配になる方も多いと思います。ここでは、治りにくい肩の痛みに関係する病気や原因について、分かりやすくご紹介します。
✅ なかなか治らない肩の痛み、どんな病気が考えられる?
1. 五十肩(肩関節周囲炎)
- 40代〜60代に多い。
- 特にきっかけがなく、腕が上がらない・後ろに回らないなどの症状。
- 自然に治ることもありますが、1〜2年以上続くことも。
2. 腱板断裂(けんばんだんれつ)
- 肩のインナーマッスル(腱板)が切れてしまう状態。
- 転倒や重いものを持ったときなどに起こりやすい。
- **夜間痛(夜寝ている時の痛み)**が特徴。
- 50代以降に多く、放っておくと筋力低下に繋がる。
3. 石灰沈着性腱板炎
- 腱にカルシウムが溜まって急に強い痛みが出る。
- 特に女性に多く、炎症が強いと安静時も激痛に。
4. 頸椎(けいつい)由来の痛み
- 首の骨の変形や椎間板ヘルニアなどが原因で、肩や腕に痛みやしびれが出ることも。
- 肩だけでなく、手にもしびれや力が入らない場合は要注意。
5. 内臓の病気が原因の場合も
- 心臓や肝臓、胆のう、肺などの病気が関連痛として肩に痛みを出すことがあります。
- 例)心筋梗塞や胆石症の初期症状が「肩の痛み」として出ることも。
✅ どんなときに病院へ行くべき?
以下のような症状があれば、一度整形外科や内科を受診してください。
- 夜中にズキズキ痛んで眠れない
- 数週間以上たっても改善しない
- 腕がまったく上がらなくなった
- 手や指にしびれや麻痺がある
- 胸の痛みや息苦しさもある
✅ 整体で対応できる肩の痛みは?
整形外科で「異常なし」と言われたけれど、痛みや可動域制限が残る場合には、以下のような原因が考えられます。
- 姿勢の悪さ(猫背や巻き肩)
- 肩甲骨や胸椎(背中)の動きの硬さ
- 骨盤や背骨のゆがみからくる負担の偏り
- 筋膜の癒着
こういった身体のバランスの崩れから来る肩の痛みには、整体が有効なケースも多いです。
📝 まとめ
肩の痛みが長引くと、「治らないのでは?」と不安になりますよね。
ですが、原因を正しく見つけることが改善の第一歩です。
- 「筋肉や関節の問題」なら整体でも改善が見込めます
- 「病気が隠れている」場合は医療機関での診察が必要です
痛みを我慢せず、まずは体の声に耳を傾けてみてください。
もしお困りのことがあれば、お気軽にご相談くださいね。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。





