「最近、なんとなく体がだるい…」
「やる気が出ないし、イライラすることが増えた…」
「夜中に目が覚めて眠れない…」
40代後半から50代にかけて、こういった不調を感じ始める方が多くいらっしゃいます。
これはいわゆる“更年期”の影響かもしれません。
更年期とは、女性の場合は閉経前後5年ほどの時期を指し、男性にも同様の不調が現れる「男性更年期」と呼ばれる状態があります。どちらも加齢とホルモンバランスの変化が関係しており、自律神経や感情、身体機能に大きく影響を及ぼします。
そして、その更年期特有の不調に対して、「整体」がやさしく寄り添う手段のひとつになるのをご存じでしょうか?
今回は「更年期の不調に整体は本当に効果があるのか?」というテーマで詳しく解説していきます。
更年期の不調とは?
更年期の不調には個人差がありますが、よく見られる症状として以下のようなものがあります:
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疲れが取れない、だるい
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頭痛やめまい
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肩こり・腰痛
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動悸・息切れ
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ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)
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不眠
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イライラや不安感
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気分の落ち込み
これらはホルモンバランスの急激な変化に加え、自律神経の乱れや、筋肉の緊張、呼吸の浅さ、姿勢の崩れなどが絡み合って起こることが多いのです。
整体が更年期の不調にどう効くのか?
更年期に整体が効果を発揮する理由は、「体の構造(骨格)や神経の流れ、呼吸の深さ」を整えることで、全体のバランスが取れやすくなるからです。
1. 骨盤・背骨の調整で自律神経を整える
更年期の不調の大きな原因のひとつは「自律神経の乱れ」です。
自律神経は、背骨の中を通って全身に分布しているため、背骨や骨盤の歪み・緊張は、そのまま神経の働きに影響します。
整体では、骨盤の前傾・後傾、背骨の動き、肩甲骨の位置などを整えることで、交感神経と副交感神経のバランスが取り戻されやすくなり、結果として心身の安定に繋がります。
2. 呼吸が深くなり、リラックスモードに
更年期には不安感や緊張感が強くなり、呼吸が浅くなりがちです。
整体によって胸郭(肋骨まわり)の動きを柔らかくすることで、呼吸が深まり、酸素がしっかり全身に行き渡るようになります。
それによって身体がリラックスしやすくなり、睡眠の質向上や気分の安定に繋がるケースもあります。
3. 筋肉の緊張やコリをやさしくゆるめる
肩や首、腰などが凝り固まると、血流が悪くなり、余計に疲れやすくなります。
当院では、強く押すことはせず、筋膜や関節の動きをソフトに整えることで、痛みや緊張を無理なくゆるめていきます。
更年期こそ「体を整える」ことが大切な理由
更年期は、「年だから仕方がない」と思われがちですが、実はこの時期こそ、体の使い方や姿勢、呼吸を見直す絶好のタイミングでもあります。
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骨盤が前に傾きすぎている
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首が前に出てストレートネックになっている
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胸椎(背中)が硬くなって呼吸が浅くなっている
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股関節や足首の動きが悪くなっている
こうした状態が続くと、身体に余計な負担がかかり、自律神経や内臓の働きも低下してしまいます。整体で「本来の体の使い方」に戻していくことで、自然と不調が改善に向かうことも少なくありません。
当院の更年期ケア整体の特長
からだ快福クラブ北九州では、更年期の方への整体に以下のような特長があります。
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痛みの少ない、やさしい整体
安心して身を預けていただけるよう、強い刺激や無理な矯正は行いません。 -
骨盤と背骨を中心とした全身バランスの調整
根本から自律神経が整いやすい体に導きます。 -
呼吸が深まる胸郭調整・頭蓋骨アプローチ
脳脊髄液の循環を促し、心の安定にも働きかけます。 -
自宅でできるセルフケア・姿勢アドバイス
正しい座り方、ストレッチや歩き方のコツなども丁寧にお伝えしています。
まとめ:不調を「年のせい」とあきらめないで
更年期は、女性にとっても男性にとっても、心と体が大きく変わる人生の節目。
ですが、不調が出たときに「年だから仕方ない」「がまんするしかない」と思い込んでしまうのはとてももったいないことです。
整体は、薬やホルモン治療と違い、「自分の身体のバランスを整える」自然なアプローチです。
ゆっくりと、自分のペースで体を調えていくことで、また明るい気持ちを取り戻すきっかけになるかもしれません。
当院では、更年期の方のお悩みに対して、体だけでなく心もゆるむような整体を心がけています。
「話を聞いてもらえただけでもホッとした」
「眠れるようになって朝がラクになった」
そんな声をいただくたびに、整体の可能性を改めて感じます。
お一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの「これからの人生」が、より軽やかに進んでいくお手伝いができれば幸いです。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。





