長年、胃がんや大腸がんなどの外科手術を通じて多くの命と向き合ってきた船戸崇史医師。
そんな彼自身も腎臓がんを経験し、「病気は偶然ではなく、日々の習慣から生まれる」という気づきに至ったと語っています。
そこで船戸医師が私たちに警鐘を鳴らす「悪しき5か条」。
これは、がんをはじめとする病気を引き寄せてしまう生活習慣です。
ひとつひとつ、改めて見つめ直してみましょう。
① 不眠習慣
「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「夜中に何度も起きる」
そんな睡眠の乱れは、自律神経のバランスを崩し、免疫力を下げてしまいます。
睡眠は、身体の修復と再生の時間。
しっかり眠ることは、治療よりも先に大切な“治癒の土台”なのです。
② 悪しき食習慣
コンビニ食やジャンクフードが続いていませんか?
栄養バランスが崩れると、身体の細胞が元気を失い、代謝や免疫が落ちていきます。
食事は「身体をつくる素材」。
できるだけ自然に近い、旬の食材を、よく噛んで食べること。
身体は、食べたものでできています。
③ 運動不足習慣
運動は、血流を促し、老廃物を流し、体温を上げ、ストレスを減らしてくれます。
難しく考えず、まずは「毎日歩く」ことから。
エレベーターを階段に変える、家でラジオ体操をする、そんな小さなことの積み重ねが、大きな健康につながります。
④ 冷え冷え習慣
現代人の多くが抱える「冷え」。
冷えは万病のもと、といわれるように、血行が悪くなると細胞のすみずみに酸素や栄養が届かなくなり、免疫力も落ちていきます。
お風呂につかる、温かい飲み物を選ぶ、腹巻きやレッグウォーマーを使うなど、意識して身体を温めましょう。
⑤ 笑わず習慣
笑いは、心と体の最高の薬。
笑うことで副交感神経が優位になり、血流がよくなり、免疫細胞の働きが活性化するといわれています。
作り笑顔でもOK。
笑うことで、身体が「安心した」と感じ、自然治癒力が目覚めます。
最後に…
私たちはつい、体調が悪くなってから対策を考えがちですが、「日々の習慣を見直すこと」こそが本当の予防であり、根本的な治療の第一歩です。
今日からでもできることがあります。
眠りを大切にし、食を見直し、少し体を動かし、冷えを防ぎ、そしてよく笑うこと。
どれもお金も時間もかけずにできる、でもとても効果的な習慣です。
あなたの健康は、あなたの毎日の選択で守られています。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。




